自然栽培で、無肥料・無農薬を行いたいが、収穫量にバラツキがでることがある。

無肥料でも、通常の慣行栽培とほぼ変わらない収穫量を確保できる場合と半分位の収量も取れない場合がある。収穫量の差何故が出るのかを解明している本を購読しました。

ここまでわかった自然栽培」著者:杉山修一 です。   

畑作の自然栽培の場合、土壌の無機窒素が、多いと継続的に収量が確保できるそうです。(60頁)無機窒素を増やすためには、土壌中の炭素(有機物)を増やして、微生物(窒素固定)を活性化させて土壌の生産性を上げれるかどうかです。慣行栽培では、土壌の有機窒素を常に供給するため、一定の収量が確保できるが、窒素分解微生物が多いため無機窒素は増えない。

一方、自然栽培では、窒素固定微生物が、活性化した場合、収量を確保出来る。よって、無肥料で窒素固定微生物を多い状態にして土壌に炭素類(イネ科の草等)を投入すれば、無肥料でも野菜が出来るそうです。

慣行栽培で、化成肥料を投入すると窒素分解微生物が優位になるため、肥料をやらないと野菜はできない。慣行栽培から、有機農業に切り替えると収量が落ちるのは、土壌微生物の相を変えるのに3年位かかるからです。

自然栽培に向いた土地は、三条件が揃っていること

日当たりがよい、風通しが良い、水はけがよい が揃わないと自然栽培は難しい。(72頁)

今まで、慣行栽培について研究された図書はこれまで多くがありました。、自然栽培ががなぜ収量が多く出来る場合と出来ない場合があるかを研究した図書がなかったので、参考になりました。

関野幸生方式の自然栽培は、有機物を投入せずに、固定種の野菜を何年も連作栽培を続けると、作物自体の根に窒素固定微生物が増えて、無肥料でも栽培が可能になる。(68頁)

投稿者

tansodaiji

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